1949-09-12 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第35号
その治安閣僚の会議には、國警長官も、警視総監も、あるいは檢事総長も、警視総監も、閣僚のほかに立会いました。そうして事件のできたことについて報告事を求めたり、それから中央において各人が集まつたと同様に地方においてもお互いに連絡をとるべしということを申しておつたわけです。
その治安閣僚の会議には、國警長官も、警視総監も、あるいは檢事総長も、警視総監も、閣僚のほかに立会いました。そうして事件のできたことについて報告事を求めたり、それから中央において各人が集まつたと同様に地方においてもお互いに連絡をとるべしということを申しておつたわけです。
同時に國警長官、警視総監、あるいは檢事総長、そのほか関係官に集まつていたがきまして、そうしてときどきの報告を受け、ときどきの手配を中央で出したことは事実であります。のみならず各地方におきましても、あるいは國警長官を通じ、あるいは各國警方面から、自治体の方に通知をいたしまして、互いに連絡をとつておるというようなことは事実であります。
政府はこういう決定をしたということが新聞にも載つておりましたが、仄聞いたすところによりますと、さすがに檢事総長にこれについては自信がないと言つて異論が出たということを聞いております。明治時代に大津事件の際に兒島という判事が断乎として日本の法律を守つたが、われわれの判官の中にもやはり相当な硬骨漢がおるということで、私は痛快の念にたえません。それだけお答えいたします。
ことに高等檢察廳なりあるいは檢事総長の手元なりにはこのことの意見が述べてあるということを豪語いたしておりますが、はたしてそういうことがお耳に達しておりますかどうか、一應承つておきたいと思います。
朝日新聞の記者はこれはおそらく檢事総長のところに持つて來たことと思うのでありますが、檢事総長はそれを見て、こういうことがあつてはならぬということでやりましたが、新聞記者にそのことを聞いてみると、新聞記者は、実は檢事の方からこのことのメモを人をもつてよこしてくれたのであるが、自分の方で発表することは、せつかくよこしてくれた者に申訳ないから、そこでこれを檢事総長にこのことを言うたにすぎないので、後日これをひつくり
(関係議事録別送) 昭和二十四年五月 日 衆議院考査特別委員会 委員長 鍛冶 良作 最高檢察廰檢事総長 福井 盛太殿 被疑事実 一、昭和二十三年四月ごろ被告発人宅において、同業者北島重太郎同座の折、浦和税務署在勤大藏事務官荒木勝が埼玉縣北足立郡土合村洋服商鈴木富藏の昭和二十二年度所得額決定の参考として、両人に対し鈴木の実態を聽取したる際、被告発人は「鈴木はひのきつくりの
○花村委員長 そこでこの第一事実の檢事としての求刑が著しく低きに失するという非難があるのですが、それはかつて檢事総長並びに村山経済部長からの指示があつて、少くとも経済違反事件は、三十万円以上の事件に限つては、超過額の約三倍以上の罰金を言い渡し、なお事案によつては体刑を付課すべきものであるということに相なつておつたそうでありまするが、こういう指示から見れば、著しく低いという非難がありますが、これはいかがでしよう
○猪俣委員 それから檢事総長の去年の八月の通牒ですが、これは違反超過額の二倍ないし三倍というような通牒になつているようなんだが、しかもそれを見ると、本通牒入手後は價格違反の事件を課刑するには、超過額の二倍三倍という通知が來ている。のみならずあなたの地檢では、この通牒をもらつて檢事さんたちの会合をやつたんではないのですか。
○花村委員長 そうすると、ただいま委員長が申しました檢事総長、並びに村山経済部長よりの三十万円以上の経済違反事件に関してはその超過額の三倍以上と、場合によつては体刑を付課すべきものであるというこの標準を示されたということは、あるのですか、ないのですか。あつても、それはここで供述を拒まれるというのですか。
先に申上げました公正取引委員長、人事官、最高裁判所裁判官、檢査官、國務公安委員等は、いずれも俸給において大臣又は檢事総長と同様の取扱を受ける保証があるだけでありまして、國会図書館長のごとく待遇全般について大臣同様の保証を受けておりません。
即ち本年一月八日人事院規則一の三が施行になりまして、國家公務員の任免に関する國家公務員法第五十五條、第六十一條の規定が一般の檢察官の任免に適用されることになりました結果、同法により当然法務総裁がこれを行うことになりますので、檢察廳法の方もそのように改め、ただ檢事総長、次長檢事及び檢事長は認証官でありますので、その任免を内閣がすることに改めました。
続いて法務総裁に伺いたいと思いますが、賃金の未拂いにつきましては、三月十一日の檢事総長の談話によりまして、正当なる労働に対する報酬は全額支拂わなければならない、この全額を支拂われないで未拂いにしておくとするならば、これは明らかに労働基準法の違反であるということを檢事総長が談話として発表されておりますが、今度の場合においても当然これは檢事総長の談話が適用されまして、労働基準法の違反であるとわれわれは確信
○國務大臣(殖田俊吉君) 基準法違反の問題につきましての檢事総長の先般発表いたしました談話は、今日においてもその効力を失つておりません。あの方針に從つて今日も処理して参つておるのであります。ただ、これを具体的に問題に適用する場合につきましては、その具体的問題を取上げまして、一々十分檢討の上これを処理するのであります。
檢察官についてはこれと照合いたしまして、高等檢察廳の檢事長或いは地方檢察廳の檢事正の推薦或いは日本弁護士連合会につきましては檢事総長の推薦したもの、それを土台として会長が委嘱するという形式をとりました。
しかしながら、檢事総長、次長檢事、檢事長等は認証官であります関係上、その任免は内閣が行うことを適当と認め、その他の檢察官の任免は、國家公務員法の規定により法務総裁がこれを行うものとし、関係條文を整理してあります。
併し認証官たる檢事総長、次長檢事及び各檢事長につきましては、檢察事務の主脳者たるその職責に鑑み、従來のごとく内閣がその任免を行うことが適当と認められ、又その手続の面よりいたしましても、認証官たる性質よりして認証について内閣の奏請を必要とする関係上、むしろ任免をも内閣がこれを行うことが適当と認められるので、この主旨に從つて本條第一項を改正したのであります。
その説明で了解はできますが、この檢察廳法を見ると、たとえば「檢事総長に事故のあるとき、又は檢事総長が欠けたときは、その職務を行う。」あるいは第五條にも「職務を行う。」という用語が使つてあります。まだあるかもしれませんが、一体事務と職務とはどこで区別されるのですか。 〔佐瀬委員長代理退席、委員長着席〕
然しながら、檢事総長、次長檢事及び檢事長につきましては、いずれも認証官であります関係上、これが任免は、内閣がこれを行うことを適当と認めまして、第十五條第一項を改正することによりその旨を規定し、その他の檢察官につきましては、國家公務員法の規定により法務総裁がこれを任免するものとし、同條第三項はこれを削除し、且つ、これに伴つて、第二十三條の罷免の手続についても必要な改正を加えたのであります。
しかしながら檢事総長、次長檢事及び檢事長につきましては、いずれも認証官であります関係上、これが任免は内閣がこれを行うことを適当と認めまして、第十五條第一項を改正することにより、その旨を規定し、その他の檢察官につきましては、國家公務員法の規定により、法務総裁がこれを任免するものとし、同條第三項はこれを削除し、かつこれに伴つて、第二十三條の罷免の手続についても必要な改正を加えたのであります。
又他面におきまして、將來檢察官が法務行政の全般を握つてしまうことは、いわゆる檢事総長の息のかかつた者が法務行政の全般を動かすというような非常な危險をも私はここで予見しなければならんと思う。法務総裁の意見というものが率直に下部まで届くということができないことになる。或る程度の制約を受けるということの危險も亦考えられると思う。
前鈴木法務総裁の時代にも國会において申し述べましたように、さような裁判官となる資格について、また制度についてさらに檢討して、新しい裁判官または檢察官の資格を定め、新しい制度を打立てるために、法務廳並びに最高裁判所、檢察廳、弁護士会の代表者等が寄り集まりまして、ここに新しい司法制度を樹立すべく研究をしようということを、鈴木総裁がお約束なされたのでありますが、その後最高裁判所が主宰になりまして、法務総裁、檢事総長
○委員長(伊藤修君) すると檢察廳の方から……まあ檢事総長ですね、檢察廳の方から警視廳へその搜査を内命したということは御存じだつたのですね。いろいろな情報が入つて來る関係上ですね。
賃金不拂いの問題に対しましては、先月でありましたが、檢事総長より声明をいたさせまして、労働基準法所定の罰則を嚴重に適用するように全國の檢察廳に対しましても通告をいたしたのであります。右の声明がありました後、企業者におきましては相当の反省をいたしたと見えまして、賃金不拂いの問題はやや漸滅の傾向になつたようであります。
なかんずく賃金不拂いにつきまして、その弊がはなはだしく相なりましたので、あれは多分先月であつたと思いますが、檢事総長が声明を発しまして、労働基準法第二十四條の違反となるものであつても漫然これを放置しておくことは法の許さないところであるのみならず、かかる事態は労働者の生産増強に対する熱意を失わせるものであつて影響するところきわめて甚大なものがある。
○殖田國務大臣 実は先走つて賃金不拂いのことを先ほど申し上げましたが、賃金不拂いの傾向がはなはだしいものでありまするから、特にこの点について檢事総長より声明を発しまして、社会に警告をいたしたわけなのであります。